日本企業も頼る越境ECサプライチェーン「行雲グループ」が約211億円を調達

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日本企業も頼る越境ECサプライチェーン「行雲グループ」が約211億円を調達

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輸入商品の仕入れおよび卸売向けに越境ECプラットフォームを運営する「行雲集団(Xingyun Group)」がシリーズCで2億ドル(約211億円)を調達した。「泰康人寿(Taikang Life)」、「弘暉資本(Highlight Capital)」、「衆源資本(United Media FOFs)」が共同でリード・インベスターを務め、「晨興資本(Morningside Venture Capital)」や既存株主の「経緯中国(Matrix Partners China)」などがコ・インベスターとして出資に参加した。

同社は以前にシリーズAで「金沙江聯合投資(GSR United Capital)」から3億元(約47億円)、シリーズBで経緯中国から数千万ドル(数十億円)、シリーズB+で「国家中小企業発展基金(China SME Development Fund)」から1億ドル(約105億円)をそれぞれ調達している。

行雲はブランディングサービス、輸入品代行サービス、サプライチェーン貿易金融サービス、グローバル物流サービスによるワンストップの総合グローバルECサービスを提供する。

同プラットフォームは現在、世界40以上の国と地域の2000を超えるブランドをカバーしており、SKUは15万を超える。海外ブランドと16万を超えるオン/オフラインの小売店をオムニチャネルで結び、サービスを提供する。中国国内だけでなく、高島屋、伊勢丹など中国以外の百貨店とも取引がある。

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