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中国スマートフォン及びIoT家電大手のシャオミ(小米)のエコシステム(生態系)にある企業「ナインボット(Ninebot=九号機器人)」が10月29日、上海証券取引所ハイテク企業向け市場「科創板」に上場した。株価発行価格は18.94元(約296円)だったが、11月2日時点で株価は54.6元(約853円)まで上昇し、時価総額は385億元(約6000億円)となっている。
2012年に設立されたナインボットは、バランススクーターの開発や製造を手掛けている企業だ。2014年にシャオミからの出資を受けて以来、国内外の市場への進出を加速させた。2015年当時、1万元(約16万)がバランススクーターの相場だったところへ、1999元(約3万1200円)のモデルを発売した。また同年には電動キックボードの代表企業、米「セグウェイ(Segway)」も買収した。
現在、ナインボットは短距離交通ツールやサービスロボットを中心に事業を展開している。 以前に公開された目論見書によると、前者の収益(電動バランススクーター+電動キックボード)が全収益の9割以上を占めており、サービスロボットは初期段階で、収益規模はまだ小さい。同社の2017-2019年の営業収益は、それぞれ約13億8100万元(約216億円)、42億4800万元(約665億円)、45億8600万元(約716億円)となっている。
(翻訳・Ai)
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