ビリビリ4-6月期決算、売上高76%増。モバイルゲーム「Fate/Grand Order」が貢献

動画共有サイト哔哩哔哩(bilibili、ビリビリ動画)を運営するbilibiliは28日、2018年4-6月期決算を発表した。売上高は前年同期比76%増の10億2700万元(約167億円)で、市場予測をやや上回った。一方、純損益は7031万元の赤字だった。

bilibiliは最近、コンテンツの内容を中国国営テレビの番組で名指しで批判され、アプリストアからアプリが削除される動きもあった。政府が中国のショートムービーの取り締まりを強化したことも逆風となり、6月中旬から株価の下落が止まらなかったが、決算発表後、bilibiliの株価は一時9%上昇した。

4-6月期のbilibiliの月間アクティブユーザー数(MAU)は同30%増の8504万人。前四半期比では10%近く上昇した。7月単月のMAUは過去最高の9812万人だった。モバイルユーザー比率の上昇が目立ち、4-6月期のモバイル経由MAUは7144万人で、全体の84%を占めた。

bilibiliが中国でのライセンスを持つモバイルゲーム「Fate/Grand Order」による収入は、売上高全体の6割を占めた。同タイトルが業績に大きく貢献する一方、ゲーム業界は収益が不安定なため、依存度の高さはリスクとも言える。

bilibiliは、「Fate/Grand Order」に続く人気ゲームの展開を進める一方で、収益ポートフォリオのバランスの改善も図っている。ゲーム事業が売上高に占める比率は1-3月期の79.38%から、4-6月期は76.92%に低下した。

ゲーム以外では広告収入が同132%増の9586万元、生配信及び付加価値事業が同186%増の1億2000万元だった。また、有料会員は同177%増加し300万に達した。

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