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【新華社北京6月29日】世界の自動車業界は今年、新型コロナウイルス感染症の再発と部品供給の断絶で激しい打撃を受けている。いち早く操業を再開、新型コロナによる影響から抜け出した中国の自動車メーカーは、複数の強みを武器に危機の中でチャンスを模索している。
多くの自動車メーカーが近年、東アジア地域の経済の活力と潜在力を見据え、布石を加速している。業務は完成車や部品の輸出などをカバーしている。
地域包括的経済連携協定(RCEP)の締結が中国自動車メーカーの海外進出の好材料となっていることは特筆に値する。欧米地域と比べ、東南アジアには巨大な新興市場があり、完成車と部品のさらなる輸出が期待できる。中国の自動車メーカーは自社の技術と製品の優位性を十分に発揮できる。
中国自動車メーカーは研究開発投資を持続的に拡大、製品の科学技術水準を高め、増加値(付加価値額)を顕著に高めている。比亜迪(BYD)や長城汽車などの売上高研究開発費比率は約3.5%に達し、新興メーカーのそれは2桁に上る。
中国自主ブランド車の価格帯は近年、10~15万元(1元=約17円)から15~25万元へと上昇、企業のブランド知名度や評判も向上している。
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