中国・奇瑞汽車がドイツにR&D拠点設立へ。欧州自動車市場に進出

中国自動車メーカー奇瑞汽車(Chery)は来年1月、ドイツのフランクフルト郊外ラウンハイムに子会社を設立し、研究開発(R&D)センターを開設すると発表した。2020年以降に欧州市場で発売するExeedの開発を担う。

尹同躍董事長は「グローバルブランドになるために、奇瑞は欧州に進出しなければならない」と述べた。

奇瑞は9月、フランクフルトモーターショーで欧州向け新車でコンパクトSUVのExeedTXを発表した。ハイブリッド、プラグインハイブリッド、EVの3タイプを用意する。

奇瑞は「Exeedは品質、技術、デザインの全てで欧州のトップメーカーと競争できる。ラウンハイムのR&Dセンターは自動車のデザイン、開発、マーケティングを行い、来年末までに30-50人を雇用する計画。

奇瑞は創業21年の老舗自動車メーカーで、中国からの自動車輸出の30%は奇瑞ブランドだ。輸出先は中南米、アジア、ロシアに集中しており、今後は北アフリカ、中東にも力を入れていく。

欧州市場には以前も陸風汽車(Land Wind)、華晨汽車(Brilliance Auto)、観致汽車(QOROS)が進出しようとしたが、欧州の非常に厳しい要求に応えきれず、すぐに撤退した。

奇瑞はこれら3社に比べると、実力があり、しっかりした計画を持っている。ドイツでの厳しい競争でも健闘するかもしれない。
(翻訳・浦上早苗)

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