原文はこちら
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
【新華社天津9月6日】中国天津市の女性(18歳)は大学受験が終わったこの夏休み、これから始まる大学生活を「美しいルックス」で迎えようと、生まれて初めて二重まぶたの整形手術を受けた。中国でもここ数年、美容整形外科の門をたたく若者が急増。6月上旬の高考(全国統一大学入試)終了後は半月待ちになるほどの盛況ぶりだ。
中国整形美容協会が昨年発表した報告によると、中国の美容整形市場は2022年に3千億元(1元=約17円)規模に達する見通しで、これまで「聖地」とされてきた韓国を追い抜く勢いで成長している。こうした「ルックス経済」の主力を担っているのは20~30代の女性。市場の主役はアンチエイジングを求める中年女性から、美しいルックスを手に入れたい若い女性に取って代わられた。
生活関連サービス大手「美団」の美容医療関連サービス「美団医美」が昨年発表したリポートによると、美容医療市場の利用者は20~30歳が78%を占める。30歳の「大台」を控えた層はアンチエイジングにも関心が高い。男性の需要も伸びており、天津市内の美容整形クリニック「慈恩田医療整形医院」では、男性もほぼ毎日受診に訪れるという。
昨年の電子商取引(EC)サイトの販促イベント「618セール」では、美団医美のサービスを利用したユーザーのうち2割が男性だった。30歳以上の男性が多く、1人当たりの平均単価は女性の2倍近くに上った。(記者/梁姊、王井懐、李亭)
原文はこちら
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録