中国モバイルゲーム、10月売上高は世界上位100社の4割

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【新華社北京11月9日】米調査会社センサータワーはこのほど、モバイルゲームのパブリッシャー別にまとめた10月の売上高ランキングで、上位100社に中国企業36社がランクインしたと発表した。中国勢の世界市場売上高は23億8千万ドル(1ドル=約113円)を超え、100社合計の40.5%を占めた。

ランキングは米アップルとグーグルのアプリ配信サービスを通じて配信されたモバイルゲームの売上高を基に順位付けした。中国勢の上位3社は騰訊控股(テンセント)、網易(ネットイース)、上海米哈游網絡科技(miHoYo)の順だった。

テンセントは10月8日、前評判の高かったモバイル版、MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)「リーグ・オブ・レジェンド(LoL)」を中国で配信開始。同ゲームはすぐに米アップルが提供する中国のアプリ配信サービスのモバイルゲームダウンロードランキングで首位に立ち、iPhone向けモバイルゲーム売上ランキングでトップ3になった。これにより、同社ゲーム部門の10月の世界売上高は推計1億800万ドルに上った。10月のランキングに限ると、モバイル版「LoL」の配信開始に加え、人気モバイルゲーム「王者栄

(オナー・オブ・キングス)」が6周年を迎えたことで、同社の世界市場売上高は前月比32.0%、前年同月比23.3%増え、過去最高を更新した。

中国A株上場企業の一部も海外事業で好調な結果を残した。蕪湖三七互娯網絡科技集団(37ゲームズ)は前月の4位を維持。雷霆遊戯(ライトニングゲームス)を傘下に持つ廈門吉比特網絡技術は16位から10位へ順位を上げた。一方、完美世界(パーフェクト・ワールド)は21位から23位、遊族網絡(YOOZOO)は19位から25位へそれぞれ順位を落とした。

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