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アプリ分析プラットフォーム「Apptopia」の調べによると、2021年、世界で最もダウンロードされたショッピングアプリはシンガポールに拠点を置く大手越境EC「Shopee」だった。
データはApp StoreとGoogle Playを合計したもので、中国に関してはApp Storeのみとなる。Shopeeは、21年に全世界で2億300万回ダウンロードされ、ショッピングカテゴリで1位となった。Shopeeは東南アジアにおける主要なショッピングサイトであるほか、欧米・南米の多くの国でも好調で、ブラジルやポーランドではすでに現地のショッピングサイトランキングで第1位を獲得している。
第2位はファストファッションEC「SHEIN(シーイン)」。21年は前年比70%増の1億9000万回ダウンロードとなった。SHEINは2008年に中国で設立されて、現在は欧州、米国、オーストラリア、中東を主な市場とし、150以上の国・地域で展開している。
第3位はインドのソーシャルコマース「Meesho」。2015年に設立され、まだ海外展開はしていないものの、インドではすべてのカテゴリーでダウンロード数トップを誇る。
なお、20年にダウンロード数世界1位だったアマゾンは、米国でこそ1位を保持したが、世界全体では4位に転落した。EC調査会社「Marketplace Pulse」は、アマゾンは22年、米国でもSHEINのような新興EC企業に抜かれる可能性が高いと予測している。
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