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インドネシア発の物流企業「J&T Express(極兎速逓)」は1月7日、アラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアで宅配便事業を開始したことを発表した。
両国は、同社が中東および北アフリカ(MENA)地域において事業を展開する、初めての国だという。そして同社が次にMENA地域で重要な市場と目しているのは、人口が多いエジプトだ。
J&T Expressはインドネシアでスタートした。中華系創業者のJet Lee(李傑)氏は、かつてOPPOのインドネシア事業の責任者だった。同社はこれまでに、中国、インドネシア、ベトナム、カンボジア、タイ、フィリピン、シンガポール、マレーシアなど、世界10カ国で事業を展開している。
同社は中国市場参入以前、すでに東南アジアで荷物の総引受数第2位、インドネシアでは1日当たりの引受数第1位の宅配事業者だった。そして2020年3月、中国市場に正式参入。ECプラットフォーム大手「拼多多(Pinduoduo)」との提携および低価格戦略により、1年を経ずして約8%のシェアを獲得するに至った。
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