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【新華社北京1月18日】世界のパソコン(PC)市場は2021年、新型コロナウイルスの影響を受けて需要が高まり、世界出荷台数はこの10年の最高水準となった。
複数機関のデータを見ると、21年の世界のPC出荷台数については、調査会社カナリスが13年以降の最多となる3億411万台、米市場調査会社IDCが12年以降の最多となる3億4880万台で、いずれも前年比約15%増だった。米調査会社ガートナーは前年比約9.9%増の3億3980万台だった。各社の統計データに開きがあるのは、PCの定義が異なるため。上記3社によるメーカー別販売台数はいずれも、1位が中国パソコン大手の聯想集団(レノボ・グループ)、米HP、米デル・テクノロジーズ、米アップルが続いた。
注目すべきは、21年第4四半期(10~12月)の半導体不足がPCの出荷に影響を与えた点だ。IDCとカナリスは10~12月のPC出荷台数が前年同期比約1%増だったとし、ガートナーは5%の減少となり、6四半期連続の増加から減少に転じたとした。
業界関係者は、コロナ禍を受けた旺盛なPC需要がもうしばらく続く可能性があるとする。IDCは、米国を含む一部の市場で消費者や教育現場の需要が減っているものの、PC市場の水準はコロナ前をはるかに上回っているとの見方を示した。
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