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【新華社北京2月20日】中国IT大手の東軟集団(NEUSOFT)はこのほど、米調査会社ガートナーがまとめた2021年の「法人向け電子健康記録(EHR)ソリューションのマーケットガイド」で、医療情報化領域における長年の技術革新と実践の蓄積が評価され、世界有数の医療情報システムベンダー26社の一つに選ばれたことを明らかにした。
同社は1997年、医療のコア業務を皮切りに医療情報化事業に参入した。医療機関のコア業務システムの強化を前提とした上で、細分化された各臨床業務に応じた製品づくりに注力し、それぞれの内容に特化した機能の開発を続けている。2019年には大型医療機関向け「RealOne Suite」、中小医療・衛生機関向け「CloudOne Suite」、国家衛生健康委員会向け「HealthOne Suite」という業界をリードする医療情報化総合ソリューションを開発し、ソフトウエアで医療のあらゆる場面をサポートする段階に進んだ。
同社は現在、医療機関の等級で最高ランクの「三級甲等病院」400カ所以上、大型医療機関2700カ所以上にサービスを提供している。このうち、電子カルテシステムの運用水準評価(低い順に0~8級)で5級以上の医療機関は約30社、医療情報の相互接続標準化成熟度評価(低い順に1~5級。4級以上はさらに乙~甲に分類される)で4級甲以上の医療機関は40社に上り、上記2項目の評価に関わる能力が業界トップクラスとなっている。
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