中国IT大手「東軟集団」、世界有数の医療情報システムベンダーに

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

新華社短信

中国IT大手「東軟集団」、世界有数の医療情報システムベンダーに

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

【新華社北京2月20日】中国IT大手の東軟集団(NEUSOFT)はこのほど、米調査会社ガートナーがまとめた2021年の「法人向け電子健康記録(EHR)ソリューションのマーケットガイド」で、医療情報化領域における長年の技術革新と実践の蓄積が評価され、世界有数の医療情報システムベンダー26社の一つに選ばれたことを明らかにした。

同社は1997年、医療のコア業務を皮切りに医療情報化事業に参入した。医療機関のコア業務システムの強化を前提とした上で、細分化された各臨床業務に応じた製品づくりに注力し、それぞれの内容に特化した機能の開発を続けている。2019年には大型医療機関向け「RealOne Suite」、中小医療・衛生機関向け「CloudOne Suite」、国家衛生健康委員会向け「HealthOne Suite」という業界をリードする医療情報化総合ソリューションを開発し、ソフトウエアで医療のあらゆる場面をサポートする段階に進んだ。

同社は現在、医療機関の等級で最高ランクの「三級甲等病院」400カ所以上、大型医療機関2700カ所以上にサービスを提供している。このうち、電子カルテシステムの運用水準評価(低い順に08級)で5級以上の医療機関は約30社、医療情報の相互接続標準化成熟度評価(低い順に15級。4級以上はさらに乙~甲に分類される)で4級甲以上の医療機関は40社に上り、上記2項目の評価に関わる能力が業界トップクラスとなっている。

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録