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【新華社北京5月27日】中国ネットサービス大手の網易(ネットイース)が24日発表した2022年第1四半期(1~3月)決算は、売上高が前年同期比14.8%増の236億元(1元=約19円)、純利益が前年同期の44億3900万元から1.0%減の43億9400万元だった。 オンラインゲーム部門「網易遊戯(ネットイースゲームズ)」の純売上高は15.3%増の173億元となり、引き続き同社最大の収入源となった。
音楽プラットフォーム「網易雲音楽(ネットイース・クラウド・ミュージック)」の純売上高は38.6%増の21億元だった。サブスクリプションサービス利用者の増加やソーシャルエンターテイメントの活発化、コスト改善を受け、粗利益は2億5200万元となり、粗利益率は12%に上昇した。また、オンライン音楽サービスの月間有料ユーザー数は3674万に上り、51%以上増加した。
今年は新型コロナウイルス感染症の流行が繰り返し発生し、オンラインコンサートを選ぶ若者が多くなっている。このことも「網易雲音楽」に発展の好機をもたらした。また、ソーシャルエンターテイメントサービスが急速に発展し、「網易雲音楽」が秘める商業化の潜在力が一段と喚起された。音楽の有料サービス以外の新たな成長分野が生み出され、ソーシャルエンターテイメントサービスおよびその他の業務の売上高は61.6%増の11億9千万元となった。
研究開発費は34億元だった。研究開発強度(売上高に占める研究開発費の比率)は14%で、引き続き業界トップクラスの水準を維持した。なお、同社の研究開発費は2020年以降、2年連続で年間100億元を超え、研究開発者は従業員全体の50%を占める。同社は研究開発強度で中国国内の上位3社に入っている。
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