セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
中国電子商取引(EC)大手「京東集団(JDドットコム)」の小売事業「京東零售(JDリテール)」の辛利軍・最高経営責任者(CEO)がこのほど、経済専門チャンネル「ブルームバーグテレビジョン」のインタビューに応じ、「私たちはフードデリバリー業界に参入する可能性を探っている」と述べた。京東がフードデリバリー業界に参入すれば、美団(Meituan)やアリババ集団との競争は避けられないだろう。
辛氏はフードデリバリーサービスの開始時期について、「私たちの能力と、いつチームを組織できるかで決まる」と述べた。
中国メディア「澎湃新聞(The Paper)」によると、加盟店は京東の即時配送サービス「京東到家(JD Daojia)」のアプリに登録され、商品配送は京東傘下の即配大手「達達集団(Dada Group)」が担当する可能性が高い。
この事業はまだ正式に開始されておらず、まずは河南省鄭州市などの都市で試験運営が始まるとみられる。運営チームはすでに、地元飲食店と接触し、フードデリバリー「京東外売」への加盟を勧誘しているという。
(36Kr Japan編集部)
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録