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企業情報検索サイト「天眼査(Tianyancha)」によると、中国版インスタグラムとも呼ばれる人気SNS「小紅書(RED)」を運営する「小紅書科技」が7月11日、旅行・レジャー事業を手掛ける完全子会社「璞真郷里(上海)旅遊文化」を設立した。
事業内容は、キャンプ場やテーマパークの運営のほか、公園や観光地の小規模施設でのアクティビティ運営など多岐にわたる。
小紅書の旅行業界進出は、民泊関連事業から始まった。2020年には、宿泊施設管理システム(PMS)「訂単来了(Smart Order)」と直接接続し、小紅書に出店する民泊業者を募り始めた。また、民泊仲介サイト「小猪短租(Xiaozhu.com)」とは戦略提携を締結し、第1陣として民泊施設300カ所以上が出店している。
小紅書のターゲットは現在、明らかに民泊関連から旅行・レジャー関連に向けて広がっている。同アプリで「旅行」と検索すると、「民泊」の約3.5倍に当たる964万件の投稿がヒットする。今回設立された子会社の事業内容からも、小紅書が旅行業界の新たなトレンドをつかもうという野心が見て取れる。
(36Kr Japan編集部)
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