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【新華社北京8月22日】中国IT大手の騰訊控股(テンセント)がこのほど発表した2022年第2四半期(4~6月)決算は、売上高が前年同期比3%減の1340億3400万元(約2兆7000億円)だった。非国際財務報告基準(Non-IFRS)ベースの純利益は281億3900万元で、前年同期に比べ17%減少したが、減益幅は2四半期連続で縮小した。
研究開発費は4~6月が17%増の150億1千万元、1~6月が26%増の304億元となり、19年からの累計は1516億元を超えた。
売上高を事業別に見ると、フィンテック・法人サービス事業は1%減の422億800万元で、売上高全体の約32%を占め、収益の大黒柱になった。オンライン広告事業は18%減の186億元で、インターネットサービス、教育、金融分野の需要低迷が浮き彫りになった。ゲーム事業は大作の発表数減少やユーザーの消費減少などが響き、1.2%減の425億元だった。そのうち、中国香港・マカオ・台湾地区を除いた本土市場は1%減の318億元、本土以外の市場は1%減の107億元となった。
馬化騰(ポニー・マー)董事会主席兼最高経営責任者(CEO)は、同社の売上高の約半分をフィンテック・法人サービス事業とオンライン広告事業が占めていると強調した。これらの事業は経済活動全体を直接サポートし、かつ経済活動全体から利益を得ているとし、中国経済の成長が同社に売上高増加のチャンスをもたらすとの見通しを示した。
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