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韓国サムスン電子と中国電子商取引(EC)大手「京東集団(JDドットコム)」がこのほど、戦略的パートナーシップを締結した。両社は、あらゆるものがネットにつながる「IoT」サービスや人工知能(AI)、大型ディスプレーなどの分野で緊密に協力していく。まずはその一環として、スマートホームアプリ「京東小家」のサムスン版を打ち出した。
京東は、創業以来一貫して家電製品やパソコン、通信機器の販売を手がけており、家中の家電をスマート化するIoTサービスを構想してきた。現在は、異なるメーカーの家電同士を連携させる技術を通じ、スマートホーム関連のエコシステムを最適化しようと取り組んでいる。京東小家は、家電の一括管理が可能なアプリとなっており、連携する家電ブランドはすでに200を超えている。
京東小家サムスン版は、サムスンの最新スマートフォン「Galaxy Z Fold 4」と「Galaxy Z Flip 4」にプリインストールされており、すでに同社のスマート家電など主要8カテゴリーの製品との連携が可能だという。ユーザーはサムスンのアカウントにサインインするだけで、同社の製品はもちろん、京東小家のエコシステムにある他社製品も一括管理できるようになる。
同アプリには、サムスン製品専門の公式アフターサービスコーナーも設けられ、チュートリアルから不具合・故障のQ&A、訪問サポート、クリーニング、修理までさまざまなサービスを利用できるという。
(36Kr Japan編集部)
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