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カジュアル衣料品店のユニクロやGUを展開するファーストリテイリングが10月13日、2022年8月期(21年9月1日~22年8月31日)の連結決算を発表した。
売上高にあたる売上収益は前期比7.9%増の2兆3011億円、営業利益は19.4%増の2973億2500万円だった。純利益は60.9%増の2733億円となり、2期連続で過去最高を更新した。
ユニクロ事業の売上収益は約9%増の1兆9000億円余りとなった。国内事業の売上収益が前期比3.8%減の8102億円となった一方で、海外事業の売上収益は20.3%増の1兆1187億円と好調だった。世界的なインフレで輸送費などが高騰したにもかかわらず、海外事業は大きな影響を受けなかった。
グレーターチャイナ(中国大陸・香港・台湾)の売上収益は1.2%増の5385億円とユニクロ事業全体の23.4%を占め、国内事業(35.2%)に次ぐ規模となった。日本とグレーターチャイナを除くアジア・オセアニア地区の売上収益は52%増の約3080億円、北米および欧州の売上収益の合計も39.2%増の2722億円と大幅に増加した。
ファーストリテイリングは23年8月期、海外ユニクロ事業を中心に310店舗の新規出店を計画しているという。ユニクログレーターチャイナの潘寧CEOは以前、中国市場で1000店舗出店を目指すと表明していた。
(36Kr Japan編集部)
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