中国の新興電気自動車（EV）メーカー「蔚来汽車（NIO）」が11月10日、2022年7～9月期決算を発表した。売上高は前年同期比32.6％増の130億元（約2600億円）で、市場予想の129億9100万元（約2598億円）をわずかに上回った。純損失は392.1％増の41億1080万元（約820億円）、株主に帰属する純損失は44.9％増の41億4230万元（約820億円）だった。

納車台数は3万1607台で、うちプレミアムスマートSUVが2万2859台、プレミアムスマートセダンが8748台だった。

同社の予想では、22年10～12月期の納車台数は前年同期比71.8％増の4万3000台から91.7%増の4万8000台の間に、売上高は75.4％増の173億6800万元（約3400億円）から94.2%増の192億2500万元（約3800億円）の間になる見通しだという。

1台あたり200万円の赤字　それでも中国新興EVが資金に困らないわけ

（36Kr Japan編集部）