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【新華社北京12月1日】中国車載電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)傘下の寧徳時代研究院の黄起森(こう・きしん)副院長は11月29日、オンライン形式で開かれた「ナトリウムイオン電池の産業チェーンと規格」をテーマとしたフォーラムで、同社が開発したリチウムイオン電池とナトリウムイオン電池のセルを一つのパックに統合する技術について、2種類の電池の相互補完を実現し、ナトリウムイオン電池の応用範囲を航続距離500キロの乗用車にまで拡大させる可能性があると述べた。
黄氏は、ナトリウムイオン電池が現在、航続距離400キロ以下の乗用車の需要を満たすことができるとし、同技術は電池のエネルギー密度をさらに高め、市場の65%の乗用車に対応でき、将来性は非常に大きいとの認識を示した。同技術は同社のナトリウムイオン電池製品の産業化に条件をつくったとも語った。
CATLは2021年に第1世代ナトリウムイオン電池製品を発表し、1キロ当たり100ワット時のエネルギー密度を実現した。その後も技術改良を重ね、第2世代のナトリウムイオン電池製品のエネルギー密度は1キロ当たり200ワット時を見込んでいる。
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