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中国国内における電子商取引(EC)環境の成熟と飽和に伴い、多くのプラットフォームが越境ECプラットフォームとしての展開を加速させている。
米調査会社「Data.ai」がこのほど、2023年1月末時点の世界ショッピングアプリにおけるアクティブユーザー数のランキング(iOSバージョン)を発表した。
このランキングによると、1位は米アマゾン、2位は急成長中の中国発ファストファッションEC「SHEIN」だった。中国企業では、7位にアリババグループ傘下の海外向けEC「アリエクスプレス(AliExpress、全球速売通)」、17位に中国共同購入EC大手「拼多多(Pinduoduo)」が新たに運営を開始した越境EC「Temu」がランクインした。
この中でSHEINとTemuは、主に北米市場に注力している。特に積極的な広告・マーケティング戦略により急成長したTemuは、アプリダウンロード数の95%を北米が占めている。また、海外向けECの老舗であるアリエクスプレスはより広く展開し、現在では世界200以上の国と地域をカバーしている。
これより先、アプリ分析プラットフォームの「Apptopia」は23年1月、2022年に世界で最もダウンロードされたショッピングアプリのトップ10を発表した。
それによると、SHEINがダウンロード数2億2900万回でトップだった。以下、2位はインド最大のソーシャルEC「Meesho」(2億1000万回)、3位は東南アジアのEC大手「Shopee」(2億300万回)、4位は米アマゾン(1億9500万回)、5位は米ウォルマート傘下のインドEC大手「Flipkart」が立ち上げたソーシャルEC「Shopsy」(1億4100万回)、6位はFlipkart(1億1500万回)、7位は拼多多(7900万回)、8位はアリババ(6600万回)、9位はアリババ傘下の東南アジアEC大手「Lazada」(6400万回)、10位は南米最大のEC「Mercado Libre」(5800万回)となっている。
(36Kr Japan編集部)
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