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中国で共同購入型の格安ECを運営する「拼多多(Pinduoduo)」傘下の越境EC「Temu」が北米市場で好調だ。
中国の経済メディア「界面新聞(Jiemian)」によると、Temuのカナダの公式サイトはすでに内部テストを開始しており、条件を満たした出店者はプラスアルファの作業をしなくても、米国で販売している商品をカナダでも販売できるようになるという。
同アプリはサービス開始から間もなく、米国App Storeランキング上位の常連となった。米調査会社センサータワーによると、Temuは23年1月末までに全世界で約2000万回ダウンロードされ、そのうち9割以上が北米ユーザーだという。
Temuは「商品供給は出店者、運営はプラットフォーム」というライトアセットモデルを採用しており、出店者は商品をプラットフォーム指定の倉庫に送るだけで、その後の価格設定や配送などはすべてプラットフォーム側が行う。米国ではインフレの影響でコスパの良い商品の需要が増しており、Temuは低価格、半額などを打ち出し差別化を図っている。
(36Kr Japan編集部)
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