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中国の高級ペットフードブランド「帕特(Partner Pet)」を手掛ける「杭州帕特諾爾寵物」がシリーズBで資金を調達した。出資者はモエヘネシー・ルイヴィトン(LVMH)系列の投資会社「L Catterton(Lキャタルトン)」。
L Cattertonは、LVMH、Catterton(キャタルトン)、Groupe Arnault(グループ・アルノー)の3社の提携により設立された、コンシューマ業界特化型のグローバル・プライベートエクイティファンド。
中国では近年、ペットブームによりペットフード産業が急成長しているが、中国国内のペットフード市場は依然として低価格帯の商品が中心となっている。しかし、高級品市場は輸入ブランドが多くのシェアを占めているものの、独占状態は形成されておらず、帕特にも大きな可能性がある。
L Cattertonは、ペットフード分野への出資において豊富な経験を持ち、これまでに英国の「Butternut Box」「Inspired Pet Nutrition(IPN)」「Lily’s Kitchen」、米国の「キャネディ(Canidae)」「JustFoodForDogs」、ブラジルの「PetLove」などにも出資してきた。2022年には、中国の高級ペットフードブランド「伯納天純(Pure Natural)」を展開する「上海依蘊寵物用品(Enova Shanghai Pet Products)」に単独出資している。
(36Kr Japan編集部)
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