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中国版Netflixと呼ばれる動画配信サービス大手の「愛奇芸(iQiyi)」が2月22日、2022年10〜12月期および通期の決算を発表した。
22年10〜12月の売上高は前年同期比2.7%増の76億元(約1500億円)だった。営業利益は7〜9月期の5億2400万元(約100億円)から9億7900万元(約190億円)に増え、4四半期連続で黒字を達成した。
22年通期の売上高は前年比5.2%減の290億元(約5730億円)だった。うち、会員サービスの売上高は、前年比6%増の177億元(約3500億円)で、オンライン広告サービスの売上高は前年比25%減の53億元(約1050億円)だった。非米国会計基準(Non-GAAP)ベースの営業利益は22億元(約430億円)で、通期として初めて黒字に転換した。
22年末時点で同社の会員数は1億2000万人に達し、会員1人当たりの月間平均収入(ARM)も微増の14.17元(約280円)だった。
また同社の龔宇CEOは同日、投資家に向けて出したメッセージにおいて、「今後、戦略的パートナーのバイドゥ(百度)とともに、動画分野におけるAI生成コンテンツ(AIGC)の活用を模索していく」と述べた。
*23年3月1日のレート(1元=約19.8円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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