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フリマアプリ「メルカリ」は、中国市場における越境販売の経路拡大に向け、越境EC事業者4社の「インアゴーラ(Inagora)」、「銘東」、「楽一番」および「トリプルアート」と連携したと発表した。
今回の業務提携により、インアゴーラ運営の「日淘市集(リータオシージー)」、銘東運営の「JPGOODBUY」、楽一番運営の「楽一番」、トリプルアート運営の「Masadora」など、提携企業が運営するECサイトを通じて、中国人顧客も「メルカリ」上の商品を購入できるようになる。
2019年11月より越境販売を開始したメルカリは、中国市場のポテンシャルに大きな期待をしている。21年3月1日、アリババグループ傘下のECプラットフォーム「淘宝(タオバオ)」およびフリマアプリ「閑魚(Xianyu)」とも連携し、中国における越境販売を開始すると発表した。
メルカリによると、新たに越境EC事業者を拡大してから、23年2月には利用者数は約2.8倍、取引数は3.2倍になるなど、越境EC領域は堅調に推移している。
同社が22年12月に発表した「越境メルカリ トレンドランキング2022」では、海外からの「推し活」需要を受け、エンタメ・ホビー関連商品の取引が活発だった。中国市場でもエンタメ・ホビー関連商品の人気が高く、最も多かったのは「おもちゃ」で、次いで「トレーディングカード」「フィギュア」の順となり、日本ならではのコンテンツに関連するものや中国で購入することが難しいアイテムが人気だという。
(36Kr Japan編集部)
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