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米電気自動車(EV)大手テスラは、上海ギガファクトリーの4月の納車台数が前年同月比50倍の7万5842台になったと発表した。
同社の中国研究開発チームによるイノベーション成果の創出は、テスラが中国市場での足場を固めるのに寄与している。4月にはEV向けの家庭用充電器「サイバーボルト」を発表。中国で開発、設計、製造し、中国のユーザーに合わせた仕様となっている。家庭駐車スペースの充電設備として使用できるだけでなく、本体を取り外して持ち運ぶことも可能で、外出先でもコンセントがあれば充電できる。
このほど訪中した同社のデビッド・ラウ車両ソフトウエア担当バイスプレジデントは、上海研究開発イノベーションセンターが完成車や充電器などで自主開発を続けていると語った。
テスラが中国本土に設置した急速充電設備「スーパーチャージャーステーション」は5月初め時点で1600カ所余りとなり、スーパーチャージャーは計1万基を超える。普通充電設備「デスティネーションチャージャーステーション」は700カ所余りで、デスティネーションチャージャーは2千基余りとなる。
4月には上海に大型蓄電システム「メガパック」の生産工場を建設する計画も発表している。年間1万台の生産を予定しており、蓄電規模は40ギガワット時近くに上る。製品は世界へ出荷される。(新華社上海)
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