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中国発の在宅フィットネスサービス「Keep」が7月12日、香港証券取引所で上場を果たした。証券コードは「03650」で、フィットネステック企業としては初の上場となる。初値は、公募価格28.92香港ドル(約512円)よりも4.77%高い30.3香港ドル(約537円)を付け、時価総額は159億2800万香港ドル(約2800億円)となった。13日13時53分(現地時間)時点の株価は28.6香港ドル(約507円)と公募価格を割り込んでいる。
Keepは2014年に設立され、中国最大のオンライン・フィットネス・プラットフォームに成長した。22年の平均月間アクティブユーザー数(MAU)は約3640万人に上る。同社はこれまでに9回の資金調達を完了しており、出資者にはソフトバンク・ビジョン・ファンド、高瓴資本(ヒルハウス・キャピタル)、テンセントなどが名を連ねている。
同社は設立当初から赤字経営が続いているが、23年1~3月期の売上高は前年同期比7.2%増の4億4700万元(約86億円)、調整後の純損失は1億1800万元(約23億円)と前年同期の1億5500万元(約30億円)からやや縮小した。
*2023年7月13日のレート(1香港ドル=約17.7円 1元=約19.3円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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