中国EV「小鵬汽車」23年4~6月期は減収減益 純損失は約560億円に拡大

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中国の電気自動車(EV)メーカー「小鵬汽車(Xpeng Motors)」が、2023年4~6月期決算を発表した。売上高は前年同期比31.9%減、前期比25.5%増の50億6000万元(約1000億円)だった。純損失は前年同期の27億100万元(約540億円)を上回る28億元(約560億円)で、市場予想の21億7100元(約420億円)も上回った。粗利益率はマイナス3.9%だった。

自動車販売台数は2万3205台で、自動車販売の売上高は前年同期比36.2%減、前期比25.9%増の44億2000万元(約880億円)。粗利益率はマイナス8.6%だった。

小鵬汽車が自社運営する充電ステーションは23年6月30日現在、1024カ所に達している。内訳は、超急速充電ステーションが824カ所、目的地充電ステーションが200カ所となっている。

当期は販売台数が落ち込み、赤字幅が拡大したが、7〜9月期の業績は回復する可能性がある。6月29日に発売した新型スポーツタイプ多目的車(SUV)「G6」が好調で、7月の販売台数は1万1008台と久しぶりに1万台の大台を超えた。

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また、同社は7月26日、独フォルクスワーゲン(VW)から7億ドル(約1000億円)の出資を受け、長期的なパートナーシップを結ぶと発表した。両社が共同開発するEV2車種には、G6のプラットフォーム、スマートコックピットおよび先進運転支援システム(ADAS)が採用される。

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*23年8月21日のレート(1元=約20円 1ドル=145円)で計算しています。

(36Kr Japan編集部)

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