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中国汽車工業協会充換電分会副秘書長で中国電気自動車(EV)充電インフラ促進連盟副秘書長の仝宗旗氏は6日、深圳市で開かれた「2023年中国国際充電・電池交換サービス事業者大会」で、中国の各種EV充電器設置数は7月末時点で累計692万8千基となり、1~7月の設置数は21年通年の1.8倍に上ったと明らかにした。
同氏によると、中国の公共充電インフラは高出力化の傾向を示している。180キロワット以上の高出力充電器の設置は急増、この4年の新設公共直流充電器に占める割合は10.0%に上昇した。
電池交換ステーションの規模も急増している。7月末の総数は2675カ所で、22年末の1.3倍を超えた。OEM(相手先ブランドでの生産)メーカー各社は電池交換式EVの開発と電池交換ステーションの建設を推進している。国有石油大手の中国石油化工集団(シノペック・グループ)などの従来型エネルギー企業は主流の電池交換企業と提携し、電池交換ステーションの布石を加速している。
同氏によると、充電・電池交換インフラは参加主体が多様化し、市場分野が細分化、収入源の多元化が進んでいる。充電・電池交換インフラの建設・運営主体は、インフラ運営者を中心としたものから、運営者が主導、複数の主体が参加、各方面が協力する産業推進モデルへとシフトしている。(新華社北京)
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