セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
テンセント傘下の電子書籍大手「閲文集団(China Literature)」はこのほど、テンセントの漫画・アニメ事業「騰訊動漫(Tencent Animation and Comics)」を6億元(約120億円)で買収すると発表した。
閲文集団は、騰訊動漫の漫画・アニメ配信アプリのほか、漫画・アニメ作品の知的財産権およびそれに関連する権利、動画化・映画化事業などを取得する。また、ショートドラマの配信やクラウドサービスなどでは、テンセントとの協力をさらに深めていく。 両社協業によるショートドラマは23年には約40本だったが、24年には100作品、25年には160作品になる見込みだという。
閲文集団の侯暁楠・最高経営責任者(CEO)は「騰訊動漫の人気作品トップ30の約半数は、当社が発表した小説をベースにしている。今回の買収でさらなる相乗効果が狙える」とし、「今後は人工知能(AI)技術を導入して小説をアニメ化し、IPによる収益化の効率をさらに高めていく」との方針を示した。
*2023年12月14日のレート(1元=約20円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録