中国上海、EVの公共設備での年間充電量1億kWhの大台を突破

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中国上海、EVの公共設備での年間充電量1億kWhを初突破

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中国送電大手、国家電網傘下の国網上海市電力がこのほど発表した上海市の電気自動車(EV)用公共充電設備の23年の充電量は12月20日時点で前年同期比81%増の1億14万5600キロワット時だった。同市のEV用公共充電設備の年間充電量が初めて1億キロワット時の大台を超えた。

同市はここ数年、「上海市の新エネルギー充電・電池交換設備の発展に関する第14次五カ年規画(十四五、2021~25年)」「上海市の充電・電池交換インフラ建設のさらなる推進に関する実施意見」「上海市のEV充電・電池交換設備の発展奨励支援弁法」「上海市の居住区EV充電設備建設管理弁法」などの文書を相次いで発表し、充電設備の建設が同市の質の高い発展を推進するよう全力を尽くしてきた。

国網上海市電力はEVでの移動需要を全面的に保障するため、市内に都市公共充電ステーション432カ所、高速道路サービスエリアの充電ステーション25カ所、専用充電ステーション325カ所(路線バス、物流車両、清掃車両を含む)を建設した。23年に入って以降、市内を走るEVの1日当たり充電量は150万キロワット時を超えて150万4900キロワット時、公共バスは100万キロワット時を超えて104万8700キロワット時になり、いずれも過去最高を塗り替えた。

同社の関係者によると、今後は充電網の運営の質と効果の向上に焦点を当て、充電ステーションの市場化基準体系を立ち上げ、充電網配置を改善するほか、充電ステーション・設備を一斉点検して利用効率の低い設備を探し、それらを一掃する計画という。(新華社上海)

中国のEV用充電スタンド、黄金期に突入 海外展開も急ピッチで進める

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