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中国が自動車輸出台数で初めて日本を抜き、世界首位となった。中国自動車工業協会(CAAM)が1月11日発表した2023年の中国の輸出台数は491万台だった。中国税関当局の統計ではさらに多く、前年比57%増の522万台となった。
一方、日本自動車工業会(JAMA)が1月31日発表した日本の2023年の自動車輸出台数は前年比16%増の442万台だった。
中国の輸出台数拡大の背景には、政府による電気自動車(EV)産業の振興策がある。EV大手の比亜迪(BYD)は、23年10〜12月期の販売台数で米テスラを抜き、世界首位に輝いた。
BYDはまた、23年の累計販売台数が前年比61.8%増の302万4417台となり、初めて「世界10大自動車メーカー」に名を連ねた。
トヨタ自動車の23年の世界販売台数は、グループ全体(ダイハツ工業と日野自動車を含む)で前年比7%増の1123万台と過去最高を更新し、世界一の座を守った。しかし、中国販売台数は1.7%減の190万7600台と前年実績を割り込んでいる。
(36Kr Japan編集部)
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