セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
中国酒造大手の貴州茅台酒がこのほど発表した2023年12月期決算は、売上高が前年比18.0%増の1505億6千万元(1元=約21円)、利益総額が18.2%増の1036億6300万元となり、売上高と利益総額が初めてそろって1千億元を超えた。純利益が過去最高の747億3407万元だった。
売上高の伸びは2019年が15.1%、20年が10.3%、21年が11.7%、22年が16.5%だったのに続き、23年は18.0%となり、過去5年で最も高かった。売上高は2018年(771億9900万元)の約2倍、2013年(310億7100万元)の5倍となった。
白酒(蒸留酒)業界が大きな転換期にある中で、同社の売上高は2021年に初めて1千億元を突破し、3年連続で大幅増を維持した。予想を上回る好業績の達成、1千億元規模の売上での継続的な成長は容易なことではない。
白酒業界のリーディングカンパニーとして、同社の成長維持は業界全体の上向き傾向を示すだけでなく、製品イノベーション、市場化改革、系列酒の急成長、ブランド構築、国際化などにおける同社の努力もを示した。特にオンラインで予約・購入ができるアプリ「i茅台」という新たな販路の開拓、新たな業態の充実を通じ、売上高は大幅に増加し、販路とエコシステムの融合を急ぎ、発展の強靭さがより顕著となった。(新華社北京)
「FENDI×喜茶」「SK-II×大白兔」「茅台酒×カフェラテ」…2023年意外なコラボで大ヒットした中国の消費ブランド【年末特集】
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録