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中国の人型ロボット分野で最も話題を集めるスタートアップ「智元機器人(Agibot)」が、上海に初の量産工場を建設する。3月初めには、工業団地の運営を手がける上海臨港経済発展(集団)と戦略的パートナーシップを締結した。
智元機器人の共同創業者は、ファーウェイに優秀な若手研究者「天才少年」として採用された「稚暉君」こと彭志輝氏だ。彭氏は2022年2月にファーウェイを離れて智元機器人の創業に参画し、現在はチーフアーキテクト兼CTO(最高技術責任者)を務めている。同社は設立以降、5回の資金調達を完了し、現在の評価額は70億元(約1470億円)に達している。
23年8月には、第1号の人型ロボット「遠征A1(RAISE-A1)」のデモを公開。24年中には商用化と出荷を開始する計画だという。遠征A1は身長175センチで体重53キロ、最大時速7キロで安定して歩くことが可能。全身の耐荷重は80キロ、関節モーターの最大トルクは350ニュートンメートル(N・m)となっており、腕1本で5キロの物を持つことができる。工場向けに開発されたロボットではあるが、将来的には家庭での活用も期待される。
*2024年4月7日のレート(1元=約21円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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