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中国の調査会社・胡潤研究院が4月9日、「2024年世界ユニコーン企業ランキング」を発表した。このランキングには、2000年以降に設立された評価額10億ドル(約1550億円)以上の未上場企業が名を連ねている。
国別では、米国が前年比37社増の703社で全体の48%を占め、圧倒的首位となった。中国は24社増の340社で2位、インドは1社減の67社で3位に入った。
企業別では、張一鳴氏が率いる中国ネット大手のバイトダンス(字節跳動)が首位の座を維持した。評価額は前年より1420億元(約3兆円)増加して1兆5600億元(約33兆円)となったが、傘下の動画投稿プラットフォーム「TikTok(ティックトック)」は現在、米国で厳しい状況に直面している。
イーロン・マスク氏が率いる米スペースXは前年と変わらず2位。対話型AI「ChatGPT」などを手がける米OpenAIは評価額7100億元(約15兆円)で3位に急浮上した。
中国アリババグループ傘下の金融会社アント・グループは、評価額5700億元(約12兆円)4位、中国発アパレルECのSHEINは5位で、いずれも前年より1つずつ順位を落とした。
*2024年4月17日のレート(1元=約21円 1ドル=約155円)で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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