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独メルセデス・ベンツは、2024年5月にも次期「CLA」の電気自動車(EV)モデルの量産開始を計画している。CLAのEVモデルは、メルセデス初の「NOA(Navigation on ADAS、先進運転支援システムのためのナビゲーション機能)」搭載車種となる。
同車種には、米NVIDIA(エヌビディア)のSoC「Orin」のほか、中国の自動運転ユニコーンMomenta(モメンタ)が開発した高精度地図不要の都市部向けNOAが搭載されると報じられた。
事実ならば、メルセデスが中国の自動運転企業のソリューションを導入する初めての事例となるが、現在のところメルセデスからの公式発表はない。ちなみに、モメンタはシリーズBとCでメルセデス・ベンツから資金を調達している。
中国では現在、自動運転分野の競争が白熱している。通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)はすでに、中国全土で利用できる高精度地図不要のNOAをリリースしている。理想汽車(Li Auto)や小米汽車(Xiaomi Auto)、蔚来汽車(NIO)、小鵬汽車(Xpeng Motors)などの新興EVメーカーも、2024年下半期に中国全土で利用できるNOAを打ち出す計画だという。
(36Kr Japan編集部)
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