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ロボットの関節モジュールを手がける「鈦虎機器人(Ti5 Robot)」がこのほど、プレシリーズAで数千万元(数億~十数億円)を調達した。出資は経緯創投(Matrix Partners)が主導し、方富創投(FOF Capital)と梅花創投(Plum Ventures)も参加した。
鈦虎機器人は、資金を人型ロボットの関節モジュールの製品拡充と技術開発に充て、モーターや減速機を一体化した関節モジュールの性能確保や、製品の量産コスト削減、安定性と使いやすさの向上を目指す。
2020年8月に設立された同社は、人型ロボットやファクトリーオートメーション(工業の自動化)、サービスロボット、モビリティの分野で顧客企業に一体型関節モジュール、超軽量型協働ロボット、人型ロボットなどのハードウエアソリューションを提供している。
関節モジュールの開発に注力する鈦虎機器人は、豊富な製品をそろえ、活用シーンに応じたロボットの開発を後押ししている。また、開発プラットフォームをベースに、ソフトウエアやアルゴリズムを迅速に生成できるようにして、従来のロボット開発手法を刷新した。
現在はファクトリーオートメーション、家電、清掃ロボットなどの分野で、中国配電大手の国家電網(State Grid)といった顧客企業に対して製品の納品と量産を進め、受注と売り上げを急速に増やしている段階だ。
共同創業者の易港CTOは「強大で整ったサプライチェーンと膨大な人材を抱える中国は今後、人型ロボットの中心的な市場となる見通しで、高性能で軽量な一体型関節モジュールは、人型ロボットの普及を大きく後押しするだろう。当社は、人型ロボットの最適なサプライチェーンを構築し、低コストで高品質の関節モジュールの量産を目指している」と話した。
*1元=約22円で計算しています。
詳しい記事を読むには:高性能ロボット関節を手がける中国新興、人型ロボの普及を後押し
(翻訳・大谷晶洋)
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