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中国自動車工業協会(CAAM)の発表によると、2024年上半期(1〜6月)の新エネルギー車の生産台数は前年同期比30.1%増の492万9000台、販売台数は32.0%増の494万4000台、輸出台数は13.2%増の60万5000台となった。ちなみに、23年通年の輸出台数は120万台余りだった。
中国ブランドの乗用車の販売台数は23.9%増の741万9000台で、運転支援機能を搭載した乗用車が半数以上を占めた。メーカー別では、比亜迪(BYD)が28.8%増の160万台余りで首位に立ち、奇瑞汽車(Chery Automobile)、吉利汽車(Geely Automobile)、長安汽車(Changan Automobile)、独フォルクスワーゲンの中国合弁ブランド一汽大衆(一汽VW)が続いた。
中国では自動車市場の競争が激化するなか、多くの自動車メーカーが価格競争に走っており、業界全体が依然として大きなプレッシャーにさらされている。しかし、24年下半期(7〜12月)には自動車の買い替え促進策「以旧換新」のほか、農村部への新エネ車普及策「新能源汽車下郷」といった業界に有利な政策が実施される。加えて、自動車メーカー各社の新車種発売も予定されているため、新エネ車の販売台数がさらに伸びる可能性がある。
(36Kr Japan編集部)
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