セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録
中国電気自動車(EV)大手の比亜迪(BYD)は6月25日に、日本向けの乗用車第3弾となる中型セダン「SEAL(シール)」を発売した。それから約1カ月で累計受注台数が300台を超えたという。なお、7月の総受注台数は、コンパクトEV「 DOLPHIN(ドルフィン)」、e-SUV「ATTO3(アットスリー)とSEALの3モデルで計400台を超え、過去最高となった。
BYD Auto Japanによると、SEALへの注目度は高く、女優の長澤まさみさんを起用したテレビCMの効果もあり、7月の来店客数は前月比で86%増加したという。
また、SEALを購入する際に国のCEV補助金(クリーンエネルギー自動車導入促進補助金)が適用される。SEALは2グレードで展開され、後輪駆動のBYD SEALと四輪駆動のBYD SEAL AWDで、それぞれ45万円と35万円のCEV補助金が決まった。さらに、全国の自治体でも同様の補助金が適用される場合があるため、国と自治体の補助金を合算した補助を得られる。
BYDは23年1月から24年6月中旬まで、日本で累計約2500台を販売してきたという。これまでに日本で乗用車を販売したことのない海外ブランド、ましてや中国ブランドであることを鑑みるとなかなかの上出来ではなかろうか。
(36Kr Japan編集部)
セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け
メールマガジンに登録