中国、月専用の大規模モデル発表 AIを月探査に応用

中国貴州省貴陽市でこのほど開催された2024中国国際ビッグデータ産業博覧会で、中国科学院地球化学研究所が電子商取引(EC)大手アリババグループのクラウドサービス阿里雲(アリクラウド)と共同で、世界初の月科学専用マルチモーダル大規模言語モデル(LLM)を発表した。莫大なデータの処理速度が向上し、月科学研究に新たなチャンスがもたらされる。
 
同モデルは、視覚やマルチモーダル、自然言語などの機能をカバーするアリクラウドの大規模人工知能(AI)モデル「通義」シリーズを基本モデルとし、検索拡張生成(RAG)などの技術と組み合わせて、AIモデル開発プラットフォーム「百煉」の専属版で微調整とトレーニングを行う。月のクレーター識別の精度は既に80%以上に達している。
 
中国科学院院士(アカデミー会員)で中国月探査プロジェクトの初代チーフサイエンティストの欧陽自遠氏は、人類の深宇宙探査が急速に進展するにつれて探査データは爆発的に増加すると指摘。科学的なビッグデータが技術革新の強い推進力になっているとの考えを示した。

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(新華社貴陽)

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