中国のeVTOLメーカー「EHang」、ブラジルでパイロットレス試験飛行が初成功

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「空飛ぶクルマ」と呼ばれる電動垂直離着陸機(eVTOL)メーカー、中国の広州億航智能技術(EHang、イーハン)はこのほど、パイロットレスeVTOL「EH216-S」の試験飛行にブラジルで初めて成功したと明らかにした。ブラジルの提携先であるGohobby社と連携して行った。

EHangはこれまでに、アジア、欧州、北米、中南米の17カ国で、5万回超の安全な飛行に成功している。

ブラジルは世界をリードする航空産業を擁し、世界最大級のeVTOL市場の一つでもある。同国の国家民間航空局(ANAC)がこのほど、EH216-Sの実験飛行許可証明書(CAVE)を発給したことは、試験飛行を後押しした。両社はCAVEの許可圏内で、同国のANACや空域管理局(DECEA)と緊密に連携しながら、EH216-Sの試験飛行などを行う予定という。これらの取り組みは、運用概念(コンセプト)と無人航空機の航空交通管理システム・サービスの研究開発を促し、ブラジル都市部での安全で効率的な航空交通の発展を推し進めることを目指している。(新華社北京)

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