テスラ、上海ギガファクトリー300万台目のEVがラインオフ 1/3は海外市場へ輸出

36Kr Japan | 最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア

日本最大級の中国テック・スタートアップ専門メディア。日本経済新聞社とパートナーシップ提携。デジタル化で先行する中国の「今」から日本の未来を読み取ろう。

大企業注目記事

テスラ、上海ギガファクトリー300万台目のEVがラインオフ 1/3は海外市場へ輸出

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

続きを読む

米電気自動車(EV)大手テスラの上海ギガファクトリーで10月11日午後6時、300万台目の完成車がラインオフした。300万台目となったのは、SUV(多目的スポーツ車)の「モデルY」。

テスラの2024年1~9月の累計納車台数は約130万台だった。中国乗用車協会(CPCA)によると、上海ギガファクトリーの納車台数は67万5000台で、全体の過半数を占めた。

米テスラ、EV販売で世界首位を維持 中国BYDが2万台差で猛追:24年7~9月期

テスラは24年3月、世界で初めてEVの生産台数が600万台を突破した。うち上海ギガファクトリーが約半分の生産能力を提供している。また、これまでに上海ギガファクトリーで生産した車両300万台の3分の1は、すでに欧州やアジア太平洋地域などに輸出されている。9月28日時点で、上海ギガファクトリーの輸出台数は累計100万台を突破した。ちなみに、オーストラリア市場で販売されているモデル3とモデルYは、すべて上海ギガファクトリーで生産されたものだという。

現在のところ、上海ギガファクトリーはテスラ最大の完成車工場となっており、サプライチェーンの現地化率は95%を超え、従業員の99%を中国人が占めている。

米テスラ、上海ギガファクトリーからのEV輸出が100万台突破

(36Kr Japan編集部)

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録

関連記事はこちら

関連キーワード

セミナー情報や最新業界レポートを無料でお届け

メールマガジンに登録