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米テスラは2024年7~9月期、純電気自動車(EV)の販売台数で世界一の座を維持するが、中国・比亜迪(BYD)が猛追している。
テスラの7〜9月期の世界販売台数は約46万3000台。一方、BYDのEV乗用車販売は約44万3000台で世界2位となった。EVではテスラに約2万台の差をつけられた格好だが、プラグインハイブリッド車(PHEV)を合わせた販売台数は113万4892台とテスラを大きく上回った。
なお、4〜6月期では、テスラの世界販売台数は44万3956台だった。 一方、BYDのEV販売台数は42万6000台だった。
テスラは「モデル3」と「モデルY」が引き続き好調だったことに加え、「モデル3 ハイランド」の2024年モデルが世界的人気を呼び、当期の販売増につながった。同モデルはデザイン・性能・価格を最適化したことが奏功し、北米や欧州だけでなく中国市場でも好評を博している。
テスラは世界展開でBYDをリードし、とくに北米や欧州市場で明らかな優勢を維持している。一方、BYDは中国市場では優勢だが、世界展開では出遅れている。
(36Kr Japan編集部)
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