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中国石油大手、中国海洋石油集団傘下の海洋石油工程天津スマート製造拠点第2期プロジェクトが10月30日、天津市浜海新区で正式に稼働した。これは国内初の海洋石油・ガス生産設備用「スマート工場」の全面的な完成を意味し、海洋エネルギーの新たな質の生産力(科学技術イノベーションが主導し、質の高い発展を促す生産力)を迅速に育成・発展させていく上で重要な意義を持つ。
同製造拠点は敷地面積約57万5千平方メートルで、海洋石油・ガスプラットフォーム、液化天然ガスモジュールなどハイエンド海洋エンジニアリング製品の開発に重点を置き、海洋エンジニアリングスマート製造、石油・ガス田の運用と維持のスマート保障、海洋エンジニアリング技術の独自イノベーション研究開発プラットフォームを統合した総合拠点を目指している。
同製造拠点は2期に分けて建設され、第1期は2022年6月に稼働し、第2期は23年7月に着工した。第2期が稼働すると、スマート生産工場4カ所、生産支援センター8カ所、組立ステーション16カ所、大型船舶の停泊可能な埠頭などの中核施設が全面的に完成し、生産能力が倍増する。
第1期が稼働して以来、同製造拠点は海洋プラットフォーム35基の建設を完了し、累計出荷(産出)量は8万7千トンを超え、生産ライン全体の作業効率は訳20%、組立現場の効率も30%以上それぞれ上昇し、中国の海洋設備製造が伝統的な「人力」モデルから現代化された「スマート工場」へ飛躍するのを大きく後押しした。(新華社天津)
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