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中国のショート動画アプリ大手「快手科技(Kuaishou Technology)」が2024年7~9月期決算を発表した。売上高は前年同期比11.4%増の311億3000万元(約6500億円)で、売上高に占める割合はオンラインマーケティングサービスが56.6%、ライブ配信が30.0%、電子商取引(EC)などその他サービスが13.4%だった。
調整後純利益は24.4%増の39億元(約820億円)で、営業損益は国内事業が35億元(約740億円)の黒字、ブラジルを中心とする海外事業は1億5000万元(約32億円)の赤字だった。ショート動画アプリ「快手(Kuaishou)」のDAU(1日当たりのアクティブユーザー数)は初めて4億人の大台を突破して過去最高を記録、MAU(1カ月当たりのアクティブユーザー数)も7億1400万人に達した。
快手科技は2024年の投資の重点を人工知能(AI)に置いた。6月に公開した動画生成AI「可霊AI(KLING AI)」のユーザー数はすでに500万人を超え、これまでに5100万本の動画と1億5000万枚の画像が生成されている。調査会社Similarwebによると、KLING AIの国際版の10月のアクセス数は1340万回に達した。同社の程一笑・最高経営責任者(CEO)によると、KLING AIの単月売上高は1000万元(約2億円)以上だという。
*1元=約21円で計算しています。
(36Kr Japan編集部)
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