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ネコ型配膳ロボットで知られる中国のサービスロボット大手「普渡科技(Pudu Robotics)」が、同社初となる二足歩行のヒト型ロボット(ヒューマノイドロボット)「PUDU D9」を発表した。
PUDU D9は身長170センチ、体重65キロと成人とほぼ同じサイズ。全身の関節は42自由度で、1つあたりの最大トルクは352ニュートンメートル(Nm)に上る。2本のロボットアームには5本指の多関節ハンド「PUDU DH11」を備える。
平地での歩行速度は成人と同等の最大秒速2メートル、立つ、歩く、走るといった動作をシームレスに切り替えることも可能だ。リアルタイムで3Dマップを構築する機能によって、自身と周囲の位置関係を正確に把握し、タスクに応じて自律的にルートを計画、臨機応変な移動と障害物の回避を実現する。
デモ動画では、直立して二足歩行する姿や、妨害されても歩行を乱さず、スロープを上り、同社の清掃ロボット「PUDU SH1」を両手で押して床を清掃する様子を披露した。
普渡科技は設立から8年で60カ国・地域以上に進出。同社のロボットは飲食、小売、ホテル、医療、娯楽スポーツ、製造業、教育など幅広い分野で活用されており、累計出荷台数はすでに8万台を超えている。
2023年には市場シェア23%を達成し、サービスロボット分野で世界首位に立った。同社はヒト型ロボットで事業範囲をさらに拡大し、今後は人間に代わってさまざまなタスクを実行する「真のエンボディドAI」の実現を目指すという。
(36Kr Japan編集部)
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