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世界のユニコーン企業(評価額10億ドル以上の未上場企業、1ドル=約157円)は2024年末時点で1866社と前年同期比4.9%増加し、人工知能(AI)が新たなユニコーン企業の生まれる主な分野となった。中国のイノベーションエコシステムに特化したシンクタンク、創業邦傘下でデータリサーチを行う睿獣分析がこのほど発表したリポート「2024年世界ユニコーン企業観察報告」で明らかにした。
24年に世界で新たに誕生したユニコーン企業は108社で、減少傾向が続いた。21年は720社と爆発的に増加したが、23年以降は急速に伸びが鈍化している。
AIの発展はユニコーン企業の平均評価額の回復をもたらしている。2016~23年の間に新規ユニコーン企業の平均評価額は484億6千万元(1元=約21円)から73.4%減の129億元に落ち込んだが、24年は165億5千万元に増加した。
ユニコーン企業の数では中国と米国が世界をリードしている。ユニコーン企業は54カ国・地域に分布し、うち米国は838社(全体の44.9%)、中国は510社(同27.3%)で合わせて全体の72.2%を占め、23年同期から横ばいとなった。
大型AIモデルの急速な発展に伴い、一部のスタートアップ企業がユニコーン企業へと急成長している。24年の世界の新規ユニコーン企業108社のうち、AI企業は33社で30.6%を占めた。米国の新規ユニコーン企業61社のうち、AI企業は25社で全体の41.0%となった。中国の新規ユニコーン企業の分野は自動車・交通、スマート製造、AIなどで比較的分散している。
24年の中国の新規ユニコーン企業は18社にとどまり、ここ数年では低水準となった。企業数は24年末時点で510社に上り、省(直轄市・自治区)別では北京が125社と最も多く、上海が101社、広東が81社、江蘇が55社、浙江が43社で続き、上位5位で全体の79.4%を占めた。【新華社上海】
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