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米調査会社IDCが14日に発表した「世界の拡張現実(AR)・仮想現実(VR)支出ガイド」によると、2024年の世界のAR・VR支出額は152億2000万ドル(約2兆2200億円)に上った。29年に支出額は397億ドル(約5兆8000億円)まで増え、今後5年の年平均成長率は21.1%になる見通しという。
世界のAR・VR市場において、中国は最も重要な市場の一つとなる見通し。IDCは、中国のAR・VR市場の24〜29年の平均成長率が41.1%となり、米国や西欧など他の八つの市場を抜いて最大になると予想。29年のAR・VR支出額は105億ドル(約1兆5300億円)を超えて市場規模は米国に続く世界2位となり、全体の26.5%を占めるとした。
中国はVRやメタバースなどの技術産業の発展を極めて重視しており、「第14次5カ年規画(2021〜25年)」はVRをデジタル経済のコア産業に組み入れ、より多くの企業をAR・VR分野に呼び込んだ。人工知能(AI)とAR・VRの深い融合もAR・VR産業を飛躍させている。コアアルゴリズムが進歩するにつれて、AR・VRの活用は高度化・最適化され、より多くの企業が新規参入し、産業シェアはさらに上昇するとみられる。【新華社北京】
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