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トヨタ自動車の戦略の重心は、ますます中国市場に移りつつある。
12月4日、同社は2020年1月1日から組織を再編し、人事異動を実施すると正式に発表した。さらに、中国における事業をアジア事業から分離させ、将来は独立運営するという。
トヨタによれば、外部環境はかつてないほどのスピードで大きく変化しており、組織再編により、人材の配置を柔軟にし、主要課題に迅速に対応できるようにしたいとのこと。
この度の動きから見ると、トヨタの戦略における中国市場の地位は再び上がったと思われる。同社豊田章男社長は以前清華大学を訪問した際に、中国はトヨタにとって世界で最も重要な市場であると繰り返し述べていた。
販売台数から見ると、中国市場はたしかに全世界的に見てトヨタを支える「大黒柱」となっている。今年1月〜10月、同社は全世界で前年比1.6%増の804万7000台の自動車を販売した。そのうち中国市場での販売台数は131万台に上り、前年比7.2%の増加だった。
トヨタは以前より中国で工場を拡大する意向を表明している。一汽トヨタ天津工場、広汽トヨタ広州工場、四川一汽トヨタ成都工場の生産能力を上げることで2020年に中国での生産数を倍増するという。これによって、トヨタ自動車の中国での生産能力は200万台に達する見込みだ。
作者:未来汽車日報(Wechat ID:auto-time),作者:李梓楠
原文URL: https://auto-time.36kr.com/p/480453666848773
(翻訳:Ai)
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