Apollo GoとWeRide、中国ロボタクシー2社がアブダビ初の商用運行許可を取得

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Apollo GoとWeRide、中国ロボタクシー2社がアブダビ初の商用運行許可を取得

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自動運転タクシー(ロボタクシー)配車サービスを展開する中国の「蘿蔔快跑(Apollo Go)」と「文遠知行(WeRide)」が11月10日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ統合交通センター(ITC)からアブダビ初となる完全自動運転車の商用運行許可を取得したと発表した。

両社はアブダビの指定エリア内で、安全要員同乗なしの有償旅客輸送サービスを展開できるようになる。完全自動運転タクシーの商用運行を認めた地域としては、米国の一部都市に続く世界でも数少ない例となる。

Apollo Goは2025年3月にアブダビ市場に進出。UAEの自動運転モビリティ企業「Autogo」と戦略提携を結び、ここ数カ月間にわたり、現地の公道で完全自動運転テストを実施している。

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WeRideにとってアブダビは、完全自動運転タクシーを都市全域で商用運行する初の海外都市となる。まずは米配車大手ウーバー・テクノロジーズおよび現地ロボタクシーサービス「TXAI 」のプラットフォームを通じてサービスを提供する。

中東諸国は開放的な政策、市場ニーズ、さらにインフラ面の条件がそろっているため、中国のロボタクシー企業の進出が続いている。

中国の自動運転企業、中東で存在感強める WeRideやPony.aiがロボタクシー運行開始へ

(36Kr Japan編集部・茶谷弥生)

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