可搬重量50キロで産業活用に期待。中国発人型ロボット「Lumos」、プレシリーズAで数十億円調達

人型ロボット(ヒューマノイド)を開発する「鹿明機器人(Lumos Robotics)」がこのほど、プレシリーズAで2回の資金調達を実施し、計数億元(数十億円)を調達した。出資者は鼎暉投資(CDH Investments)や申能誠毅(Shenergy Chengyi Investment)、南京創投(Nanjing Innovation Capital)など。

鹿明機器人は2024年9月に設立され、広東省深圳市に本社を置く。創業者兼最高経営責任者(CEO)の喩超氏は清華大学出身で、過去にスマート家電メーカー「追覓科技(Dreame Technology)」の人型ロボット部門で責任者を務めた経験がある。

同社は人型ロボットおよび中核部品の開発・販売に注力しており、実機データ収集からロボット本体、オペレーティングシステム(OS)モデルまでを一貫して手がける能力を備える。自社開発した高効率データ収集システム「FastUMI」は、データ収集効率を従来の3倍に向上させ、コストを5分の1に抑えられるという。

「FastUMI Pro」

主力製品は家庭・物流・製造向けの人型ロボット「LUS」シリーズと「MOS」シリーズのほか、ロボット向け関節モジュールや視覚・触覚センサーモジュールなど。MOSは両腕の可搬重量が50kgと大きいため、物流や製造業の現場で重量物の搬送などを安定的にサポートすることができる。

*1元=約22円で計算しています。

(36Kr Japan編集部・茶谷弥生)

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